釜山のバス

釜山の市内バス

釜山市内のどこを歩いていても、必ずやって来るバス。
坂道が多く、地下鉄ではカバーできない観光地もある釜山の街、バスを活用できれば「おでかけの幅」が拡がります。
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じょうずに使って便利な移動を。

釜山市内バスの分類

釜山の市内バスは、4つの種類があります。
料理イメージ青系統塗装のバスが「一般市内バス」で、その名のとおり一般的な路線バスで、市内のほとんどの場所で見かけます。
赤と白の塗装のバスが「急行バス」で、地下鉄サポートできていないルートを走る幹線バス。このほか小型バスを使う「マウルバス」があります

一部エリアでは、梁山・金海市などから乗り入れてくる市内バスもあります。

釜山市内バスの運賃

釜山の市内バスは、基本運賃は全線均一。
交通ICカードを使えばバス同士や地下鉄に乗り継ぐときに「のりつぎ運賃」が適用され、おトクになります。
運賃 基本運賃 現金運賃
市内バス 1,200ウォン 1,300ウォン
急行バス 1,700ウォン 1,800ウォン
マウルバス 900~1,160ウォン 1,000~1,300ウォン

一般的に乗ることが多い市内バスは1,200ウォン(現金利用時は1,300ウォン)の均一運賃で、郊外へ向かう急行バスに乗る場合は1,700ウォン(現金利用時は1,800ウォン)となります。

のりつぎ運賃について

釜山市および近郊のバス・地下鉄は、交通ICカードを使って乗り継ぐ場合には、割安な「のりつぎ運賃」が適用されます。

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この乗り継ぎ通算制度は、30分以内にバス・地下鉄を乗り継ぐ際に適用されます。乗り継ぎは2回まで可能です。

 

バスの乗りかた

釜山の市内バスは、前のりうしろ降り運賃先払いとなっています。料理イメージ

(写真はソウル市内バスですが釜山もレイアウトは同じです)

釜山の市内バスの多くは時刻表がなく、発着系統の番号と大まかな経由地、そして始発便と最終便のみが案内されています。日本のバス停に比べると情報量は少ないのですが、スマホなどでリアルタイム運行情報を得られますので、それを活用しましょう(韓国NAVERやdaumのマップもしくはKAKAO Busなどのアプリで確認できます)。大きな停留所には接近案内表示があり、リアルタイムの運行状況を確認できます。
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韓国のバス運行状況が確認できるサイト・アプリ
Naver Map (釜山駅中心のバス検索画面へリンク)
Daum map (釜山駅中心のバス検索画面へリンク)
Kakao bus(韓国の市内バス検索アプリ)
サイトは韓国語ベース、アプリは英語での操作画面も選べますがバス停の名前はハングル表記なので、GISなどの位置情報サービスを活用して検索してください。
(Naver MapやDaum Mapは起点・終点を設定してバス路線を検索することもできます※韓国語ですが)

乗りたいバスが来たら、手を上げるなど「乗る素振り」を運転手に見せましょう。そうしないと通過されてしまう場合も…。料理イメージバスに乗る前に、番号・行先を改めて確認しましょう。釜山のバスは正面の行先LED表記が韓国語→英語→日本語→中国語と四か国語で表記されることが多いので、ゆっくり確認しましょう。行きたい場所へ行けるか不安な場合は、運転手に「***(目的地)カヨ?」と聞けば、行く場合は「デー(ネー)」、行かない場合は「アニョ(アニエヨ)」と教えてくれます。料理イメージバスに乗れば、まずは運賃を支払います。
料金箱と ICカードリーダーが別々に設置されていることが多いので、気を付けましょう。現金の場合はおつりも出ます。(運転手が手動で操作)料理イメージ


バスを降りる

車内放送は「イボン チョンニュジャンヌン ○○イムニダ。タウムン △△イムニダ。(今度の停留所は○○です。次の停留所は△△です。)」の順で案内されます(釜山のバスでは英語放送はありません)。降りる停留所がイボンとして放送されたら降車ボタンを押し、早めに車両中央の出口ドアまで移動します。
※手すりなどに必ずお掴まりください
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降車ドア近くにいないと、運転手が気づかないままドアを閉めてしまい、降りられなくなることも…。

出口ドアが開いたら、足元に気を付けて早めに降りましょう。
交通ICカード利用時は、降車時のタッチも忘れずに !

※降車時の交通ICカードタッチを忘れると、乗り継ぎ通算がすべてキャンセルされてしまいます…

バスの乗り方は、基本的には「乗る時も降りる時も交通ICカードをタッチ」すれば、ほぼ問題なく乗れます。

 

バス車内では吊革にしっかり!

韓国のバスの運転は日本よりワイルドな場合が多く、急発進・急停車もあります。バスに乗ったら、必ず吊革や握り棒に、しっかりとつかまりましょう。
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車窓をゆっくり楽しめるバス。どうぞ、ご安全に。