釜山の地下鉄

店内イメージ 釜山市及び周辺のエリアでは、釜山市が運営する地下鉄のほか、KORAILが運営する東海線、釜山金海軽電鉄があります。これらを総合して「都市鉄道」と呼ぶ場合もあります。
会社は複数あるのですが、交通ICカードを使えば乗り継ぎ利用も割引になりスムーズです。路線バスとの乗り継ぎも可能です。

釜山都市圏の地下鉄路線図
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釜山地下鉄の運賃

上記の路線図に記載された路線・区間は、下記の運賃です。
運賃 1区 2区 備考 
運賃額 1,300ウォン 1,500ウォン ※釜山金海軽電鉄は区ごとの距離が異なります
適用距離 10kmまで 10km以上 ※東海線は1区の距離が10.4kmとなります

ICカード利用時の運賃です。現金利用時は100ウォン加算となります。

運賃は、乗車駅から降車駅までの最短距離で計算されます。
1区の区間が10kmまでと広範囲なので、市内のちょっとした移動なら、たいてい1区で収まります。

地下鉄の乗りかた

きっぷは紙券タイプとトークン併用

釜山都市圏の地下鉄のきっぷは、日本と同じ紙券タイプです。ただし情報読取の関係で改札機には「必ず表向き」に通す必要があります。
また、釜山金海軽電鉄と東海線は「トークン」と呼ばれる専用コインがきっぷとなります。 料理イメージ

 

交通ICカードを活用しましょう!

韓国の公共交通の大半では、交通ICカードが使えるようになっています。
釜山市や周辺では「マイビカード/ハナロカード」がメインとなっていますが、ソウル・首都圏のT-moneyも、もちろん使えます。

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使える交通ICカード

使い方は日本の交通ICカードと同様で、チャージした金額分で電車・バスに乗れるもの。改札機にタッチするだけで乗降でき、電車-バス・バス-バスの乗継運賃制度も適用となるので、とてもオトクに使えます。
また乗り物だけでなくコンビニや公共施設の支払いでも使えるので、小銭が溜まらず(旅行後に再両替できずに困りますよね)、これもうれしいところです。

釜山エリアではチャージにご注意!

料理イメージ 便利な交通ICカードですが、釜山地下鉄の券売機ではカードへのチャージ操作に一部制限があるのでご注意ください。T-moneyなどのチャージは、コンビニのレジでも可能です。料理イメージ

改札機は日本とスタイルが違うものも

料理イメージ 改札では、ICカードやトークンは改札機の読取部にタッチしてするだけ。紙式のきっぷは改札機の差込口に入れて通ります。
地下鉄駅には、日本にはない「回転バー」式の自動改札機がありますので、通りかたに注意しましょう。

電車に乗る

韓国の地下鉄の多くは、列車の通行方向が日本とは逆の「右側通行」です。日本の感覚のままでフラリと乗ったら、逆方向に行ってしまうかも…。
右側通行 地下鉄1~4号線・釜山金海軽電鉄
左側通行 東海線

釜山エリアの地下鉄ほか各線は、全列車が各駅停車です。

料理イメージ 電車の車内は日本と大差ない雰囲気。ただし座席はとても硬いので、座るときはご注意を。車内にはLEDの案内表示機があり、次の停車駅などが確認できます。

電車を降りる・乗り換える

電車から降りるときは、ホームドアなどの細かな段差に注意しましょう。
ホームに出たら、出口もしくは乗り換え通路へ向かいます。釜山地下鉄の駅構内サインは、日本語表記が多数あるのが嬉しいところ。ほぼ迷わずに歩けます。 料理イメージ

釜山地下鉄の駅構内サインは、ローマ字・日本語・中国語併記。

乗り換え運賃制度

マイビカードやT-moneyなどの交通ICカードで地下鉄を利用したのち、30分以内に路線バスへ乗り換えた場合は「乗り換え運賃」が適用となり、おトクに利用できます。

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バスの運賃は下記のとおりです
  一般バス 急行バス マウルバス
※小型バス
運賃 1,200ウォン 1,700ウォン 900~1,160ウォン

バスについての詳細はこちらをご参照ください